群馬県立渡良瀬特別支援学校
〒379-2313 群馬県みどり市笠懸町鹿2812 TEL:0277-76-7321 FAX:0277-76-0559 MAIL watatoku-snes@edu-g.gsn.ed.jp
 
 
 
高等部 作業学習 の紹介

  ■高等部の作業学習位置づけ

本校では、週30コマの授業のうち10コマを使って「作業学習」に取り組みます。

「“作業学習が中心”ということは、“仕事の勉強ばかり”」というわけではありません。

「特別支援学校の小学部、中学部及び高等部においては、知的障害者を教育する場合において特に必要があるときは、各教科、道徳、特別活動及び自立活動の全部又は一部について、合わせて授業を行うことができる。(以下略)」と規定されています。

これにもとづいて、従前から、領域・教科を合わせた指導として、日常生活の指導、遊びの指導、生活単元学習、作業学習などが実践されています。


 

報告時の、文章表現・音声表現・サイン表現などは、「国語」「自立活動」的内容です。

日々の作業記録や反省は、「国語」的内容です。

製品作りでの個数確認・足し算・引き算・かけ算などは、「数学」的内容です。

野菜や花の種まき・発芽・育苗・移植。栽培・水管理などは「理科」的内容です。

販売時のチラシ作成やPC印刷は「美術」「情報」的内容です。

販売時の売り口上やお礼などは「国語」的内容、売り上げ計算は「数学」的内容です。

このように、「作業学習」の中で、「国語」「数学」「情報」‥‥‥など様々な学習場面を設定して、全教科的な学習に取り組んでいます。

 

   ■作業学習の授業の進め方

1年生  4月に、「作業学習オリエンテーション」があります。

作業学習のねらいや作業学習班見学を行います。

4~6月に、「各作業班ローテーション」があります。

各作業班を順番に体験して回ります。短期間です。

6月に、「就業体験」があります。(2、3年生は校外へ、1年生は校内で)

「校内工場」と称して、企業からの受注仕事に取り組みます。

受注仕事は組み立てなどの手作業が中心です。

企業から示された手順書通りに、組み立てや検品などを行います。

部品や製品の扱い方、報告や連絡の仕方、仕事への心構えや態度、などを

集中的に学びます。期間中は、午前も午後も作業をします。

6月に、所属する作業班を決定し、各作業班に分かれます。

2、3年生と一緒に活動します。先輩の良い見本、地域に出ての活動

など、様々な学習が展開されます。

10月にも、「就業体験」があります。(2、3年生は校外へ、1年生は校内で)

2回目の「校内工場」です。作業面や態度面でも、さらに磨きをかけます。

この期間中には、企業等の採用者担当者見学会も組まれます。

1月にも、就業体験期間があります。ここでは「校内工場」はありません。

県教委主催の「特別支援学校ファーストステップ事業」に挑戦します。

県庁はじめ、県内の関係行政機関にて、仕事の体験学習を行います。

自力で通い、自分から仕事に挑戦する学習です。(これは希望制です。県庁

への就職とは無関係です。県職員による学習応援です)

       

2、3年生 4月に、「作業学習オリエンテーション」があります。

あらたな作業班所属が決定します。1年間を通して所属班で活動します。

4~6月に、1年生の「各作業班ローテーション」があります。

先輩として、1年生に手本を見せることもあります。

6月と1月に、「就業体験」があります。(2、3年生は校外へ出ます。)

「企業就労」を目指す場合は、受入企業探し、面接見学、就業体験実施、評価、次回の就業体験継続相談、等を行います。

「障害福祉サービス利用(通所)」を目指す場合は、複数の障害福祉サービス施設の中から希望先を選び、他校とも調整し、施設とも調整して、実習をします。2年生の1学期・2学期・3学期、3年生の1学期・2学期・(3学期)の5回の機会に、卒業後の利用候補先(複数箇所)にて体験を重ね、卒業学年時に市町村役所へ利用希望先の順位等を申請します。